現在40代後半の私ですが、同年代の友達との会話で身体の話になると「そろそろ更年期かなぁー」というのが合言葉のようになって来ています。
女性の更年期はだいたい45歳〜55歳。不定愁訴(何だか分からないけど不調の状態)でクリニックに受診すると「加齢による更年期症状ですね、」と言われる事もしばしば。
加齢現象と言われると何故か納得してしまうのですが、、、その不調は更年期症状ではないかも知れません。
更年期障害に似た症状
もし今50歳前後で、慢性疲労で、PMSや生理が辛くて、気力や集中力が無くて、不安やうつ症状、イライラが止まらないとしたら…
「あ〜ついに私も更年期が来たなぁ」と思いますよね。
しかし更年期症状と全く同じ上記の症状で、他に二つの原因が考えられます。
副腎疲労症状
副腎は「副」なんてものが付くので、腎臓のサブ的なポジションで大した仕事をしていないと思っている方が多いのですが、なんのなんの。
赤ちゃんの時に身体が作られていく順番(発生学)を遡ると、まず副腎ありきで、後から腎臓ができて、しかも副腎の場所まで腎臓がにじり寄ってくるのです。
誰だ「副」なんて紛らわしいものを付けた人は・笑。立派な「元腎」「親腎」「主腎」です。
副腎はストレスに対抗する副腎皮質ホルモン「コルチゾール」を分泌しています。ストレスを受けると急激に分泌が増えることから「ストレスホルモン」と呼ばれています。
どのホルモンも同じですが、分泌が多すぎても少なすぎてもいけません。
このコルチゾールの分泌が少なくなると、更年期症状と似たような症状になります。
更年期症状と副腎疲労の同じ症状
・睡眠障害
・性欲低下
・腹部膨満感
副腎疲労症状の見分けポイント
・低血糖
・筋肉痛
・記憶障害
・かゆみ、アトピー
・塩分渇望
更にこれらの症状が挙げられる場合、副腎疲労症状の可能性は高いです。
甲状腺機能低下
甲状腺もよく耳にする臓器の一つですが、正確な場所と形が分かりづらい臓器でもあります。甲状腺はのど仏のすぐ下の方に位置し、4,5cmの蝶が羽を開いた様な形をしています。
甲状腺は全身に作用するホルモンを分泌していますが、新陳代謝に関わる大事なはたらきをするので、もしその機能が低下した場合、代謝のサイクルが落ちて段々と老けていく感じになります。
甲状腺機能低下症は「橋本病」が代表的ですが、逆にホルモンが出過ぎて機能亢進になってしまう場合もあります。エンジン空吹かしといった状態です。
更年期症状と甲状腺機能低下の同じ症状
・体重増加
・皮膚の乾燥
・脱毛
・低体温、手足の冷え
甲状腺機能低下症の見分けポイント
・便秘
・かすれ声
・まぶたが落ちて来る
・高脂血症、高コレステロール
・偏頭痛
・むくみ
更にこれらの症状が挙げられる場合、甲状腺機能低下症の可能性は高いです。
更年期症状独自の症状
・ホットフラッシュ
・頭痛
・動悸
・頻尿や尿失禁
・膣の乾燥や痛み
しかし身体は完全に独立した器官はないので、複数の不調が並行している事も十分にあり得ます。
ニュースキャンで出来ること
ニュースキャンでは個々の臓器の状態が分かるので、副腎の状態、甲状腺の現在の状態や今後なりうる病気も瞬時にチェックすることができます。
この他にも婦人科系の臓器・子宮や卵巣、脳下垂体、松果体などをチェックし、総合的に不調の原因を探っていきます。
今までの経験上、更年期症状と思っている方の中でかなりの方が甲状腺機能低下症です。
チェックした箇所は全て低周波の音波セラピーをかけ、ご自身の力のみで機能を取り戻していきます。
全ての更年期世代の不調には血流と冷えが関係して来ますので、セラピーでめぐりを良くして温めます。
更年期に不調になる人・ならない人の違いは、血管と血液の状態が良い事と(血流が良い)身体があたたかいことがカギのようです。
不調を感じておられる場合、ご自宅では身体を動かすこと、身体を出来るだけ温め、食事でも温め食材(生姜やニンニクなど♡)を積極的に摂っていだたく事で、睡眠の質も上がり不調が徐々に減っていく事と思います。
一緒にハッピーアラフィフライフを過ごして行きましょう〜!