占星術アロマ

占星術アロマテラピーとは? 占星術アロマテラピーで望みを叶える!

【占星術とアロマテラピーの関係】

占星術は人類最古の文化の一つで、古代バビロニア人が作ったとされます。
占星術は宇宙の学問であり、昔の人々は神が創造した天界と地上には密接な繋がりがあると信じ、
星の運行から地上における全ての「理」を解明しようとしていました。

医学における占星術

古代ギリシャの医者・ヒポクラテスの時代に「占星医学」が確率され、その後何世紀にも渡って実践されてきました。


その「占星医学」の基となるものは、同じく古代ギリシア時代に活躍した自然哲学者・エンペドクレスが提唱した

「この世に存在するものは全て『火・土・空気・水』の4つの元素の組み合わせからなる

という定義です。


その後、古代ギリシャ時代の哲学者・アリストテレスにより4元素に関する基本性質、
熱Hot冷Cold湿Moist乾Dry

が示されました。

西洋では17世期頃まで、病気は体液のバランスが崩れていることから起きると考えられ、
体液も4つの性質に分類していました。
そして治療には同じく4つの元素に分類されたハーブ(アロマも含む)が主に使われていました。


例えば、身体を温め粘液を減らしたいときには『Hot & Dry 』の性質のハーブを、
逆に身体の熱を下げ、潤いを与えたいときは『Cold & Moist』の性質があるハーブを利用していました。

天体の動きがあってこそ季節は廻り、植物・薬草(ハーブ)も育つ。
そして「ある」ハーブを摂取することで、私たちの身体に「ある」影響が起こる。
こうして、天体とハーブと身体はそれぞれ種類ごとに直線上に繋がるのです

【占星術アロマテラピーにおける四元素】

性質:Hot & Dry
気質:胆汁質
特徴:直感的、熱意や積極性、自分の強い意欲を持つ。
星座:牡羊座・獅子座・射手座
アロマ:牡羊座→ジンジャー、ブラックペッパーなど
獅子座→グレープフルーツ、ベルガモット、ベンゾインなど
射手座→オレンジ、フランキンセンス、ジュニパーなど
香りの特徴:刺激のある香りや、鮮やかに香り立つシトラス系。体が活性化し、温かくなる香り。

性質:Cold & Dry
気質:憂鬱質
性質:現実的、物質主義、物事を具体的に着実にとらえる。
星座:牡牛座・乙女座・山羊座
アロマ:牡牛座→イランイラン、ジャスミン、ローズ、パチュリなど
乙女座→ラベンダー、マジョラムスイート、コリアンダー、ユーカリなど
山羊座→サイプレス、シダーウッド、ベチバーなど
香りの特徴:地に足をつける重ための香り。うっとり幸福感に浸る香り。

性質:Hot & Moist
気質:多血質
性質:客観的、冷静、情報や知性で物事を判断していく。
星座:双子座・天秤座・水瓶座
アロマ:双子座→ペパーミント、バジル、レモンなど
天秤座→ゼラニウム、パルマローザなど
水瓶座→ローズマリー、ティートゥリー、ユーカリなど
香りの特徴:揮発性の高いスーッとした香り。思考が整理される爽やかな香り。

性質:Cold & Moist
気質:粘液質
性質:感情的、情緒的、共感力が高い。抽象的な世界を理解する。
星座:蟹座・蠍座・魚座
アロマ:蟹座→ローマンカモミール、レモン、クラリセージなど
蠍座→パチュリ、シナモン、サンダルウッドなど
魚座→ミルラ、ローズウッド、マジョラム、ベルガモットなど
香り:心に落ち着きと潤いをもたらす香り。癒しの香り。

【占星術アロマテラピーで分かること・出来ること】

誰でも好きな香り・嫌いな香りがあるものですが、
好きな香りは今欲しているエネルギー(自分に合うもの)、嫌いな香りはいらないエネルギー(合わないもの)として捉えます。
占星術アロマテラピーは物質的な薬理効果に加え、天体の意味も加味しますので、
どうしてその匂いが好きなのか、嫌いなのかについて、占星術的解釈で紐解くことができます。
そういった意味では嫌いな香りも必ず意味のあるものになります

そしてホロスコープで判明した本来の自分のエネルギーを香りに変換することで、
傾いたバランスを香りによって調整することができます。
また足りないエネルギーを香りで補充したり、
家族や恋人など気になる人のエネルギーを香りに変換することで、人間関係の調和を図ることもできます。

香りは潜在的な部分にも影響を及ぼしますので、根底からエネルギーを変えていくことができます。

【香りと記憶】

匂いによってふと昔の記憶が蘇った経験がありませんか。
大脳には感情や本能を司る「大脳辺縁系」と、理性的な思考を司る「大脳新皮質」の二つがあります。
人間の持つ五感の中で唯一嗅覚だけが「大脳辺縁系」に直接繋がります。
その「大脳辺縁系」は海馬という記憶に関係する部分がある為に、香りと記憶が直結してくるのです

昔は、危険な食べ物を身体に入れてしまう前に、香った瞬時に『Yes No』を判別しなくてはいけなかった為、嗅覚は原始脳と言われる「大脳辺縁系」に直結しています。
現代はすぐに命に直結するほどの危険な食べ物はあまりないので、だいぶ嗅覚は衰えてしまっているかも知れません。
また認知症の第一歩はまず香りを感じなくなる事だそうです。

普段からたくさん香りを感じて、脳も活性化しておきたいですよね。

【まとめ・香りのお守り】

香りを感じるということは、今この時、今起きていることと自分が直結しているということです。
心地よい香りを感じて今この瞬間の気分を良くすることで、次の一瞬の世界が変わっていきます。
その一瞬一瞬の積み重ねが1分後であり、1時間後であり、1日後であり、1週間であり、1ヶ月であり、1年であり、、、
香りは微細なエネルギーですが、微細な変化こそが後の大きな変容に繋がる力強いエネルギーなのです

ぜひ自分に合った香りを、脳の活性化と共に望む未来へのお守りとして一つ持っておきたいですよね。